2002年09月22日

みみっちい生活

日本に来てから、随分生活形態が変わった。あまり、外に出掛けなくなった。旅行にも行かなくなったし。マレーシアにいた頃よりも、収入も増えてリッチになったはずなのに、生活自体なんだかみみっちくなってきたような気がする。

まわりを見渡すと、うちよりもみみっちい生活をしている人がたくさんいることに驚かされた。うちは、まだいい方のようだ。3ヶ月に1度は旅行にいくし、外食は、たいていグルメなお店にしかいかない。チェーン店の居酒屋やファミレスはあえて行かないようにしている。そんな事を友達に話したら、すごく驚かれた。以前、「王様気分の日本人」を書いたけど、実際、日本に住んでいる日本人は、みみっちいのだと実感させられた。

電車に乗ってあたりを見回すと、20人くらいの人がン万円するブランドのバックを持っているけど、どうもそのバックに似合わない服装と貧相をしているのである。そして、向かう先は「バーゲンセール」だったり、牛丼屋だったり。。。

私は、ブランド物のバックを一つも持っていない。持ちたいとも思わない。なぜなら、そのバックの価値に値するステータスを作れないからだ。

私の考える、ン万円のバックに値するステータスとは、
1.外食するときは、1人3万円くらいする高級レストラン
2.市バスや電車は使わず、いつもタクシー
3.勘定は、割り勘ではなく、常におごる
4.衣料品は全て定価で買う
5.卵は、1個30円以上のもの
6.「節約」という文字を自分の辞書には入れない

である。でも、ブランド物好きな人の多くは、すごくみみっちい生活をして、そのン万円をなんとかしぼりだしている。それが、私には理解できない。

マレーシアにいるとき、友達と食べに行くと、必ず誰かがまとめてみんなの分を払う。割り勘なんてみみっちいことは言わない。でも、彼らは決してリッチではないし、ブランド物のバックも持っていない。しかし、日本に帰ってくると、必ず何十何円の世界まで徴集される。例え、その友達がマレーシアに遊びに来たときに、全ての食費を私が払ってあげたとしても、そんな恩はどこかに消えて、きっちり払わされるのだ。

以前、友達夫婦とうちの旦那と飲みに行ったことがある。会計の時、メニューを見て、自分の食べた分の値段を確認している友達夫婦をおいて、うちの旦那は、先にレジに行って、みんなの分を払った。外に出てから友達の旦那は自分たちの食べた分だけを払おうとした。でも、うちの旦那は彼らからお金を受け取らなかった。その時は、一時帰国だったので、当然マレーシアリンギを日本円に換えて。この時、うちの旦那をかっこいいと思った。逆に、友達の旦那がすごくかっこ悪く見えた。

でも、日本人は、大体そうなのである。1ヶ月の食費を3万円以内に納め、牛乳パックで椅子を作り、外食は近くのラーメン屋で済まし、死ぬ頃やっと払い終わる住宅ローンを抱え、毎日通帳とにらめっこしながら、お目当てのブランド品を狙っているのである。

あ〜〜〜なんて、みみっちい!そんな生活だから家庭不和が生まれ、良くない社会になっていくのだぁぁぁぁ!

そう考えると、うちは金銭面では決してリッチとは言えないけれど、心はリッチなのかもしれない。ン万円のバックを10年使うよりも、その分で2泊3日だけでも家族で旅行に行った方がいいと思う。それは、人の価値観の違いかもしれないけどね。

Posted by Lisu at 15:55 | Comments (0) | TrackBack