きょう春らしい気配だったので、子どもたちと自転車で図書館に行ってきた。カバンにはミカンとスイスロール(コーヒーフレーバー)を詰めて。肌寒いけれど、気持ちよかった。

どこで見かけたのか、すっかり思い出せないが、『空中スキップ』(Flying Leap)ジュディ・バドニッツ著(岸本佐知子訳、マガジンハウス)を見て、図書館で検索したらあったので、借りてみた。短編の強さが感じられるけれど、なかなか読む暇がなく、1編だけを読んだ。おそらくそのまま返却だろう。
あまり読む時間がないので、長い読み物を避けて短編をターゲットに、赤川次郎の『散歩道』(赤川次郎ショートショート王国 光文社)とよしもとばななの『人生の旅をゆく』(NHK)を借りてみた。

よしもとばななの「日常である現在を表現する」ということについて改めて考える。オーストラリアにいる間に、日本が殺伐としているので、オーストラリアの日常が活かせずに、日本の日常を表現することにした。というのだが、果ては? ちょっと前に引っかかったことを思い出す。彼女の「書く」はやはりまだつかんでいないのかも。
本を選んでいる間に、次女からの報告で坊やはオシッコしている。図書館で?? 急にパニックに陥って坊やのことを探してみた。
パンツとズボンが濡れてアヒルのような歩いている坊や。この話の通じないサルったら。何回教えても学習する気が全くしない。怒りが込み上げて腹が立つわ頭に来たわで、ピシャ! とビンタを浴びせた。泣くな!! 靴を履かせて館外に出た。

まっすぐに帰るべきだったが、話の聞かない動物とコミュニケーションを取ろうとするのがバカバカしくて、坊やに手を洗ってくるように指示したが、分かっているような、分かっていないような、もうどうでも良くなった。ベンチに座り、ミカンを取り出した。スイスロールをちぎってみんなで分け合った。
久しぶりに写真を撮っていないこと、カメラを持ってきたことを思い出し、何枚か写真を撮ってみた。だが、写真って恐ろしいほど正直で、どれも綺麗に撮れなかった。ピンぼけではなく、ただ綺麗に撮れないのだ。物事が美しく写らないのだ、心にも。空の青さを心が奪われているのに。
ふと見ると、坊やは砂地のグラウンドに寝そべっている、裸足で。諦観で見守ることにした。
温かい日差しは降り注いでいる。人生の旅をゆこうとページを捲った。

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Sunset Series, originally uploaded by Ken Loo.

雪こそなかったものの、寒かった思いがした。
あの古いアパートは、気に入って決めた住まいだったけれど、いざそこから出てみると、やはり今のほうがいかったと思うのは、人間は忘れがちな動物だから? わたしだけか。シツレイしました。
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Hainanese Chicken, originally uploaded by wEnDaLicious.

この黄色なチキン、最愛たるチキンライス。なんとか東京で食べられないかなと夢見ています。
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