DVD:この胸いっぱいの愛を
作成日時 2006年06月04日 00:01
あまり邦画を観ないと、あとでついて行けなくなることを思うと、なぜかちょっと観ておきたい気持ちになる。
『この胸いっぱいの愛を』。だいたいこういうタイムスリップの話はあまり魅力を感じないのだが、よっぽど良いアイデアがあれば話がべつだけど(会いに行きますは良かった)、実際に観ていてやはり面白くなかった。好みの問題かもしれないが、日本の映画には常識を観客に求めすぎている部分が大きいので はないかと思う時がある。もっと映画というメディアで表現してくれというのが観客のわたしの立場だけど。
文学的な呼吸をもう少し捨ててもいいような気がする。
ただひとつ。メインじゃないのに、ものすごく感動を受けた場面がある。二十歳でチンピラになったその役が20年前の妊娠中の母とのシーン。レイプ されてできた子どもなのに、なんで産もうとするのか。かれの人生はなにひとついいことがないのにとお母さんに責めている場面。返ってきた答えが、ただそれ だけなのに、ぐっとくるものがある。それが一番最高な部分だ。
あとは、どうでもいい。