445 – 空港での時間

出張でバルセロナに行ってきた。

今回はバルセロナ出張が決まった時に是非一度ロンドンを訪ねたいと思った。じつは高校生の時からイギリスに行きたかった。当時は留学のつもりだったけれど、諸事情により日本に行くことになった。

最近もっぱらアジア圏しか飛ばないのだが、飛行機が10時間以上飛ぶのはかなりしんどそうに思えたから。せっかくなので、バルセロナ以外にやはり英語の通じるロンドンが行きやすいというのもあった。

バルセロナに到着する前にロンドンで乗り継ぎで、2、3時間ほど空港で滞在した。

あくまでも感覚なので、個人差はあるだろうけれど、空港で見た店舗は、アジアのどこにでもあるものばかりで、少しはイギリスがつまらない国になったのではと勝手に思った。つまり、イギリスだけでは経済効果がもうないから、出店するならアジアまで出てしまおうというものがあるのではと思った。植民地時代からすでにアジアに展開していたから、商売の基本は昔からそれほど変わらなくて、とにかく展開していくのが当たり前になったのかもしれない。とくにアメリカのマーケティングという学問が普及活動してからは、いずれ地球の隅々まで展開していたら、次は惑星まで普及していくしかない。

だが、アジアの人々からすればわざわざイギリスに来たのに見たものは全て自国にあるのだとどうしても魅力が感じないのではというのが正直に思った。もちろんそれぞれのより深い魅力はあるだろうけれど、空港で通過した時点での私の印象がそれだから、探検心は最初からけずられたという思いがどうしてもあった。

話が前後になるが、バルセロナのあとに一泊二日でロンドンを漫遊することにした。違うイギリスの一面を改めて見直したいと思い、イメージを修復したいつもりで短い間ながら存分に歩き回りまくっていた。そのことを改めて書きたいと思う。

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444 – 気疲れの時間

空港に到着すると自然に疲れがわっと出てくる。それは飛行機に乗る時間が長い時のためなので、だいぶ慣れてきた。

だが、日本に戻ってくると、もうひとつ違う疲れが出てきた。世間体というものの空気感のせいなのだろうか?羽田空港からキャリーバッグを引っ張って金曜の夜に電車に乗るだけで、本当にどうでもいいようなオトナがキャリーバッグに射る視線がイヤラシイ。言いたいことが読めるけれど、無論無視することにしていた。そういう人に限って会社ではどうでもいいような存在感できっと生き方にも面白みのないものに相場が決まっている。そうでなければそんな思考停止の視線で優越感を覚えたい人はいない。

ただ、それがこっちの身体に余計なストレスを感じる自分がいて健康に悪いのが伝わる。この世間体は一体全体どうしたのだろうか?

発散する方法は次に来るタスクをいかに効率良くクリアしていくかを考えることにして空で色々思考した計画や決めたことを改めて思い出しながら時間配分をしてみた。

ラーメンが食べたい。温泉でゆっくりと浸かりたい。それが日本に帰ってくる時の楽しみかもしれない。

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442 – 桜の時間

桜の花見が日本の売り物になって久しい。

世界中から観光客が日本に集まり、結局どこに行っても外国にいる気分になる。十なん年前と違うところは、すでに日本に慣れている観光客が多いにあるかもしれない。何度も来ているから、花見ならここだよ、帰りにどこどこの団子を食べたほうがいいよなど。異国に来た気分に包まれたのはこっちだけど。

最近は月の半分は海外に出張している。花見する時間も作らずにいる。もういっぱいみたしという思いが強い。

だが、先日スーツやコートをクリーニングを出しに出掛けたら目の前に満開だった。思わずスマホを取り出して写真を撮ってしまった。近くで見るとやはり美しいなあとは思う。

さらば冬ひらひらと舞い散る桜

じっとしているとそうでもないかもという思いがかすかによぎった。あのそよぐ風とのコラボこそ花見の醍醐味かもしれないなあと改めて桜を謳歌してみたくなった。

こうやってほんの少しだけのすきま時間に楽しませてくれるのは桜の偉大なるところだなあと。

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162 – 春の時間

大地が蠢き出した。スマトラもメキシコも。このままではイケナイと心底でどこかそう感じていた。春が来た。

マレーシアの農業研修生が今週に到着し、到着した間もなくの二日間だけお手伝いをさせてもらった。このプログラムはすでに30年も継続しているけれど、私が手伝い出したのは、学生時代のことだった。20年も前の話だった。振り返れば、当時は食に関わって行こうと思っていたのを今頃思い出した。どこか遅咲きのような気もするけれども、万事ネバー・トゥー・レートなのだ。

他の通訳とお話をしているうちに、やはり食についてやるべきことはたくさんあるんだ。学生の時のように何も分からない訳ではなくすでにある決まった方向に向けて動いている。アセアンの農業研修生となにかやるべきということはさらに確信した。

昨年神奈川県の偉い方がマレーシアを訪問し、農業省とも会ってきた。その談合の後、マレーシア農業研修生をぜひ神奈川県に受け入れる協力すると約束したようで、今年からマレーシア農業研修生は神奈川県に配属することが決まった。段々マレーシアと日本の農業とのつながりが増えて来ている実感がする。

桜が咲いた。そして散った。私も動き出すべき支度をして出陣することにした。

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