430 – 空白の時間

久し振りにブログを書こうと思って、振り返れば最後にブログを書いたのは昨年の正月頃のことだった。時は過ぎ去っていく。

抱負を書いてあとでまた忘れるのがオチなのだろうか。ならば言わぬが金言なのかもしれない。 (さらに…)

320 – 夕陽を浴びてディズニーランド

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天気が良くてとても梅雨とは思えない土曜日に自転車で舞浜まで行ってきた。ディズニーランドのある駅だ。

自宅から舞浜までは、だいたい自転車で30分程度の距離だ。往復だけで1時間程度の運動になるので、とても良いサイクリングルートだと思っている。

自分のディズニーランド近くへの「行きたい」のと世間のディズニーランドに「行きたい」のは、ワケが違うのだが、吸い込まれる理由はおそらく同じなのではと思っている。なにかに惹かれるのか、間接的なのか直接的なのか、あまり関係ない気がしてならない。

いつも行きたいと思う理由は単純、きっとみんなも同じくごく単純な理由に違いないが、それより行った後にその先にある満たされるであろう満足感こそが尤もな理由なのではないだろうか。

そう思うと、日々にある色んな理由は、結局本当の理由ではなく、もっと先にあるのが本当のリユウなのだ。

今日、このエントリーを書く本当のリユウはなんだ。

その先にあるに決っているさ。

319 – ジャウズにギョウザ

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夜キッチンに冷蔵庫にサグリを入れようとしたら、中国人のご夫妻が見えた。

旦那さんはコックさんで、奥さんは別の中華レストランでアルバイトをしているが、旦那さんの帰りを待ちながら餃子を作っていた。

私を見ると、すぐに冷蔵庫からビールを出して作りたての餃子を鍋に茹で足した。あたかもこれから晩ご飯のような分量を、どうぞどうぞと言って。おかずがなくてすみませんねえと云いながら。

ビールに餃子は夜食として豪華すぎた。咄嗟のいいえいいえも飲み込んでしまった。手作りの餃子はほんとにもうどうしようもないくらい美味すぎくついつい箸を付けてしまった。

コックさんは朝晩店で中華鍋を振っていて、殆ど会わないので、珍しくお酒に餃子を頂けて、色んな中華料理屋のお話を聞いてみた。奥さんも中国にいた時からレストランでホールの仕事をしていた。

奥さんはお皿の餃子を見てさらに2人分くらい茹で出した。まだ半分も減っていないというのに。金銭的にお金持ちではないだけど、心は豊かなのだ。

料理の共通言語があって、中華料理屋での化学調味料の使う姿勢への批判に、日本の安心安全な人間性について色々と意見交換した。心身とも満腹・満足な夜だった。ご馳走様でした。明日走らなくてはならない。

奥さんから餃子を見習いたい。そう思った。そのうち農家から美味いトマトをもらったら、献上してトマト餃子を食べたいと言ってみようと思う。

318 – 甲府でコーヒーを飲みました

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先日仕事を終えて、甲府駅前にてスターバックスを見かけた。早速アイスラテを買い求めた。

外に出かける際大体はマイタンブラーを持ち歩いていることが多い。タンブラーを持参しない日にコーヒーを買うのは、かなり躊躇するのだ。

持参の場合は、スターバックスコーヒーだと20円しか値引きにならないが、タリーズでは30円引きにさらにタリーズカードで支払うと合計40円の値引きになる。自ずとタリーズを応援したくなる。

ただ、タリーズの店舗は自分の出かけるところにあまり少なく、結果的にスターバックスを利用することが多い。利用回数が多いと、スタバの限定商品などにおのずと買ってしまう自分がいる。イケナイと思いながらも家にはスタバものが増えている。

でも、いいものであることも事実なので、そこらへんのマーケティングサービスを完全否定ではないのだ。

とコーヒーを飲みながら街を徘徊する。ぶらっと回ってまた駅に戻る。

今度なんとタリーズが目の前に現れている。都内より甲府の方が羨ましく思えた。一瞬だけだけど。

この店内の展示している限定商品のヤバさったら。なんと武田信玄の「風林火山」入りのタンブラー、特注のトートバッグなど甲府の2店舗しかない店長様の企画だとか。

限定商品に弱い子は、はやくうちに帰りましょう。

悪い子はタンブラーも限定版のトートバッグ(アイスコーヒーセット付きで)もカバンに詰めて東京に帰って行った。

最後にタリーズで買ったアイスコーヒーは格別に美味しかったのはいうまでもない。

317 – 出張の帰り道はグルメ探し

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仕事で山梨県に行ってきた。日帰りで。

甲府というところで解散したのは、午後3時過ぎだったので、私の旅が始まった。

まずはうまいもん探しの嗅覚を全開し街を歩く。甲府は小さな駅みたいで、店は殆ど集中していると感じた。中洲みたいな、あんな勢いはないけれど、これも風土による街の形成なのだろう。静かな佇まいに、延々と伝統が感じられる町並みのように思えた。

なぜか、ここでいくつもの歴史のある文学作家を思い出す。甲府ではないが、山梨という土地で生まれた物語。どのような風土でどのような人間形成があって、主人公たちが生まれてくるのか、歩きながら瞑想していた。

目に入ったのは澤田屋のくろ玉。黒いシュークリームがそそられたので、ひとつ買い求めてみた。期間限定という響きに午後3時頃で残りあと2つのひとつをゲットしただけで、なんだか幸せ倍増した気分になる。

ほうとうが有名なのを知っているので、食べたいと思った。時間的に先に温泉に入ったほうが良いと思い、切符を買って石和温泉という駅を降車。日帰り温泉ができるところは、二箇所があった。午後3時以降は500円なので、かんぽの宿にした。

老人しか殆ど人がいない。露天風呂を独り占めしてしばらくは裸の王様を満喫。お風呂は水に効果があるわけではなく、おそらくこの広々たる空間で人間は癒されるのだろう。

上がって駅に向かう。山々に囲まれた盆地の甲府。癒される空間のように思えてならない。

甲府駅に戻って、ほぼ5時頃になるので、ほうとうを探そうとしたら、また珍味を発見。今夜の〆にしようと決めた。

鳥もつ煮の発祥の店で鳥もつ煮にほうとう。一石二鳥。鳥もつ煮は、本当に美味かった。

帰りのあずさ快速急行から見た甲府は綺麗に夕日に染められていた。

316 – 寮物語のゲキジョウ

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寮の管理をしていてはや2ヶ月が過ぎた。

ベトナム人は未だによく分からないが、中国人はもっと分からなくなる。きっと国境を越えれば個人的付き合いでしかなく、一人ひとりの理解となるのではないかと。そういう風に思っている。

それでも。

一般論を語りたくなるのは、人間の常と許されるのであれば、私見を述べてみたい。

ベトナム人はまあ生真面目な人が多いのはなんとなく分かる。だが、やはり東南アジアというのだろうか、のんびりとしている性格は南国の太陽を浴びての現れなのだろう。

東南アジアの中でも勤勉性がもっとも評価され、日系企業の特に製造業にも愛されている。他の東南アジアからベトナムに移転する企業も多いらしい。

ベトナム人も日本語を覚えて日系企業で良い仕事に就こうというブームがあることから見ると、かなり良い関係になっているのではと思われる。英語圏では日系企業は勝てない。実力主義の世界だから。

一方、中国人は昔からうるさいのは発声の問題もあるが、要は傍若無人みたいなところが嫌われるポイントだ。なにかと先に文句を言っておく。主張ではなく、モンクなのだ。壁から天井まで唾が付いているくらいだ。

ただ、これはどうも日本に来ている中国人は田舎者が多いせいなのではと思われる。あんな4千年の文明は、出稼ぎの労働者ばかりに代表されたら、たまったもんじゃないだろう。

東京に集まっている7割の人も田舎出身と同じ理屈だ。どれくらい洗練されていくか人次第だが、人間は根本的にさほど変われるものではない。

あと、日本のメディアも昔からの劣等感で中国の良いところを一切報道しない方針にも問題があるが。なにひとついいことは報道しないってその根性は結構すごいものがあるのだと思う。感心することではないが。

と、小さな屋根の下の人数で大袈裟な国民論を語るのもどうかと思われる。でも、心が小躍りしたくなることは、ひとつくらいある。語るのに時期尚早だが、いずれ開花する頃にお話できればと考えている。

目下それを自分の原動力とする準備ができている。

315 – 珍味は美味

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どこに行っても飲食店は人を募集中とある。宣伝ポスターより募集の方がデカい。

中には急募と時間帯と欠員人数まで詳しく掲載されているものもある。切実感溢れんばかりの社会問題だ。

前に勤めていた洋食ファミレスの料理長の話だと、採用に関してはいまだにパックレられてばかりいて、採用したとしても次の日から消えてなくなっての繰り返し。もう人間不信だと言っていた。

現場での採用は全然人が集まらない。でも、募集に掛けてくる電話対応にガイジン不可と書いてあった。私は自分の目で見ていたのだから、間違いない。

誰でもいいという訳ではない、というのは、非常に分かる。でも、どっかで誰もが問題を真剣に解決したい人も実はいないというのも事実だというふうに思わざるをえない。

人海の中にいい人は必ず現れてくるという幻想を抱きつつ、自分だけいい仕事をすればいいとがんばろうと自分に言い聞かせている。そんな自転車操業を現場で体験してきたのだ。

自分で店をやる時の教訓として覚えておこうと思った。

一方、留学生は何でもやるから仕事を紹介して欲しいと切実に訴えている。生活水準は全然違うので、少しでも稼いで親の仕送りを軽減してやりたいのは、子どもとしての親孝行だろうか。

素直でいい子が多いので、助けてやりたいのは山々だけど。元人材派遣業の人間に言わせれば、そこで問題解決してマッチングできないのだろうかとも思う訳だ。

一番の壁はなにか。

日本語だろうと咄嗟に答えるのは早い。最近日本人のバイトちゃんに間違いを喰らわれたことも多々あったので、言葉じゃないと確信している。

少しでも自分と通じる人を採用したいに相場が決まっている。言葉はまず通じないと、正しく話にならない。

前述の日本語の壁があるというのは、店側にすれば言葉が通じるから、教えやすいと思っている方が多いかもしれない。

でも、店が求めているものは、言葉なのだろうか。昔からの疑問を思い出す。

学生のアルバイトと留学生のとどう違うのか。どっちもニホンという社会常識に欠けているから、どっちも一から教えなくてはならない。

問題だと意識したら9割は解決していると言われる。1割ーーここがもっとも大事でだのにもっと突破されていないのだーーをどう切り出して実行に移すかが鍵となる。

自分だけではどうにもならない雇用問題だ。

一方、千葉県南房総で有名なさざえカレーが食べたい。昔肉が高価だったため代わりに使ったさざえ。歯ごたえがさぞかし旨そう。

314 – 順風満帆

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今まで好き放題でブログを書いてきた。これからは人の読みたいものを書きたい。

そう思わせてくれたのは、やはりデータなのだ。

それぞれのエントリーにアクセス数が分かる。アクセス数の多いエントリーとそうでないもの。そして、自分の読ませたいドリョク。

どのプロの道も順風満帆なんていう甘いもんじゃない。

思えば、毎日書かないとダメだ実行し始めたのは、2012年12月だった。150日間欠かさずに一本を書くということ。

それでも書き応えがあった訳ではない。読者数は、増えていないし、肝心なアクセス数、人の読みたいものを書いていない気がだんだん強く感じてきた。

ここまで応援してくださっているのは、好意にすぎない。持続できるには、もっと大きな原動力が必要。私にも、応援してくださっている方々にも。

313 – 旧知と遠地で邂逅

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神保町まで行ってきた。また自転車で。

途中で休憩しようとし、ビールかワインでも飲もうかと思い、ふと自分の好みでありそうな店を見かけたので、テラス席の前で看板を立ち読みしてみた。

ウェイターの方は試飲できるワインを紹介してくれていて、ふとその輸入元の名は聞いたことがあると思い、再度確認したら前に勤めていた店がよく付き合いのあるワイン輸入会社だった。

いくつか紹介されて売れているものは、どれも殆ど試飲済みで、確かに美味かった。

何でも店を出すのは今回が初めてらしい。ワインの売り上げを伸ばすのに自ら宣伝のみならず、プロデュースしたいのだろう。人任せはどうしても限界があるのだ。

帰りに飲食店のギョウカイニンと聞いてぜひ入れてくださいと言われた。一笑して店をあとにした。

こうやって美味しいものを頂くと、とても幸せを感じる。

そして、忘れかけた夢も思い出させてくれる。

312 – 笑う家には幸福来たる

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小雨のなか一戸建てのある物件を観に行った。

家に入ってみると、不動産屋はホテルで使っているスリッパを用意してくれた。確かに汚いのだった。電気を付けてもらったが、それでも暗い。薄ぐらい感じの照明だった。

南国生まれと関係するのかどうか、明るい部屋でないと、なんだか人間の心が陰湿化させていく気がしてならない。

古い家とはいえ、居抜き物件か夜逃げ屋のような、何もかも前に住んでいた暮らしを垣間見てしまう。空気がそのまま残っている。とても人に言えない空気。

荒れていたのだった。

前の住人は人生に何らかのうまく回っていけなくなったほどのことがあったのではと思われる。そんなことを感じた。居は気を移すとは、こういうことを指す。

聞いてみると、離婚して子どもたちとも別れたとあった。離婚は悪いことではない。しかし、この人は第二の人生も第三の人生もさぞかしめちゃめちゃなのではないかと。僭越ながらそう思った。いや、そう思わせてくれた。

節約したいのか、ペンキ塗りを自分でやっていた痕跡が伺える。しかし、どの壁も途中でヤーメタという中途半端さが残っている。やる気で始めたことと途中からヤーメタの繰り返しが随所散らばっていて、この人は人生うまく行くはずがないと部屋を観た全員にそう思わせたのだ。

買手がもし付いたら、きっと何らかの付加価値を付けてまた売り出すのだろう。

だが、私はこの物件に魅力を感じて入居する人を勝手に想像した。その人(たち)の、あまり明るくならない未来に絶望感を覚えずにはいられなかった。

帰りに振り返ると、小雨のなかその家は物悲しそうに俯いたままだった。

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