436 – スーツの時間
通勤していると色々と想い出が浮かんでくる。徒然草に思ったことを綴っておこうと思う。
スーツを着なくていい日もあるものの、どうも体裁が気になって結局毎日スーツで着こなし会社に向かう。
嫌いではない。それよりスーツがとても便利で人間性が現れてくるので、面白い着物だと思う。
ネクタイを締めない人とか色の選び方にいつも同じパターンを選択してしまう人とか。あるいは極力スーツ姿から自分というものを出さないようにする人とか。千差万別だけど、滲み出ているのだ。知らない人の方が多いかもしれない。無意識に相手に伝えてしまう自分がいること。
スーツを選ぶのに結構苦労したことがあった。丈が長かったり胸板がキツかったりとか。一着には何万円もしてサラリーマン時代は良く買ったもんだなと感心した。
今ではそれほど買わない。もうかつて投資した分が足りているから。でも、ウエストがちょうどのものもあればややキツめのものもある。そこで身体と会話して痩せようよと。食べ物に気をつけようと。
そうやって少しずつ変化していくのがちょっぴり楽しみだったりする。
人間って単純というんだっけ。
東京はすでに冬の気配がする。
via iPhone6s