168 – 晩秋とコーヒーの時間

最近コーヒー豆を買い求めては挽いたものを自宅でドリップして飲んでいる。コーヒーショップを見て入ってみようかと思っていても、自宅で飲んだほうが美味しいと思ってしまう。それは一回だけだったけど、本日のコーヒーのセクションを選び飲んでみたけれど、それが合わなくて失敗した経験があったからだ。あれからは全店舗が目に入った瞬間そのコーヒーの味は身体を遮ってしまったせいかもしれない。飲食店は顧客の心理経営が難しい。

どこかのカフェに行きたい気持ちはいっぱいあるのに行かなくなったと感じて、たまに行ってみようと思って出かけてみたくなる時がある。

特に寒くなってきたこの頃。日差しがあってガラス張りの店であればなおいい。

そう思って、タンブラーを持って出掛けたものの、スタバなんかは人出が全然落ち着かない。入店を諦めて反対側にあるアイスクリーム屋さんのコーヒーとワッフルセットが少し気になったので、入ってみた。もうひとつの理由は天井からのガラス張りで、ちょうど正午の日差しが降り注ぐ一面がとても温かそうというのも良かったと思ったのだ(スタバ人口は別のカテゴリーだろうけれど、ふつうの人はきっとそれがあつすぎて入店しなかったと思うが、個人にとってはまさに都合のいいことだ)。

南国生まれの自分がいつからこんなに太陽を懐かしむようになったのかさっぱり分からない。いろんな解釈ができるけど、元々明るい性格で明るいところが好きだとか。あるいは内面が暗くてバランスを取るために明るい場所に居たいのだとか。

占い師か、おまえ。

瞑想時間だ。

2ヶ月前に買い求めたインクがいつ経っても乾かない万年筆と、当日に見つけたドイツ製の芯が0.3mmHBのシャープペンシルを使ってみる。書き心地がとても良かったので大満足。

でも。

日記には何も書いていない。文房具ラブで終わってしまうのか。やはりデジタルデータに残したい気持ちは強いのかもしれない。

早く読み終えたい短篇集にページをめくりながらコーヒーを啜る。一短編を読み終えたところでポカポカした全身がさめないうちに電車に乗り帰路に着く。小説に出てくる女子高校生とバスの運チャンの会話が焼き付いていて頭から離れない。

日差しは暑いくらいだが、夕方に見つかると一気に隠れてしまいそうな晩秋は、もっと楽しみたいと思う。

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